田んぼの1年＝日本の1年であり、田んぼの作業や儀礼から様々な祭事が生まれました。
稲作活動をとおして、農耕儀礼から始まった行事（お正月・お月見・お祭・おみこしなど）の意義を知り、
また毎日の食事で口にするお米がどのようにできるのかを知ります。

毎日の生活で身近に触れ、観察や新たな発見ができるように、園内には田んぼがあります。
稲が大きくなる喜びを感じ、観察眼を養っています。

春、子どもたちが自分の手で田植えをし、長い月日をかけて変化し成長していくことを知ります。
秋から冬にかけての稲刈り・脱穀・もみすりなども、手作業でおこなう子どもたちのお仕事です。
たくさんの行程を経た稲作活動の締めくくりは、おにぎりづくりです。そしてまた、次の年が来るのを待ちます。