片づけでの出来事です。
遊ぶために敷いていた大きなマットをみんなで片づけます。クルクルと巻いてお部屋の端に立てかける場所があります。一人で巻くのに子どもには大きすぎるサイズです。
10人位がマットを囲んでいました。端を引っ張ったり、折り畳んだり、マットに乗ってしまっていたり、片付けようとはしているものの一向にすすみません。
「マットから降りて!」こんな声がきこえ始めて、ややしばらくすると同じ方向で巻き始めました。気が付くと人数も4~5人になっています。片側だけが早く進んでしまい、斜めに巻けました。すっきりとしなかったのでしょう。もう一度、戻します。
「早すぎるよ!せーの!」一人の子のかけ声に合わせて巻き始めると、きれいな棒状に巻けました。片付けていた子どもたち、そして静かに遠くで見守っていたクラスの先生、お互い素敵な笑顔になっていました。
マットを片付けるのに15分。とても貴重で大切な時間でした。