熊野幼稚園には、小さな田んぼがあります。どろんこになりながら小さな手で土を混ぜ、バケツに稲を植えたのがはじまりです。
お米ができるまでの過程を、目の前で見れとても貴重な体験ができました。
どろどろの土の中を自分の足で歩いて田植えをさせてあげたい、稲の成長過程を日常生活の中で見せてあげたいと思い、「 幼稚園に本物の田んぼをつくろう」と、10年前に園庭の一部に穴を掘り、休耕している田んぼの土を栃木から運んできました。
毎年、年中年長児ひとり1株ずつどろんこになりながら植えています。今年は、残念ながら子どもたちと作業をすることができませんでしたが、いねちゃんは順調に育っています。これから収穫まで、大切に育てていきます。
水が抜けてしまったり、台風でいねちゃんが倒れてしまったり、様々なトラブルを経験してきました。今年は、何事もなく収穫までたどり着けるといいのですが・・・
稲刈り、脱穀、籾摺りを経ておむすびをつくる日が楽しみです。(おむすびの写真は、今日の年長さんの昼食です。こんな感じのお弁当でした。)
5月30日 田植えしてすぐのいねちゃん
6月8日 少し大きくなりました